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益城町避難所でのさまざまな交流

【 ペット用でお預かりしていた大きなサークルを、避難所で小さな赤ちゃんと過ごすママへベビーサークルとしてお渡ししてきました】

キッズスペース運営のない日は、避難所へ出向きながら、直接ニーズ調査をして、持っていけるものをなるだけ必要な方へ直接お渡しできるようにしています。

やはり避難所の中では赤ちゃんが自由にハイハイしたりなどしにくい現状です。

ちょうどよいサークルを赤ちゃんの遊び場にできればとお持ちしました!

全員にまんべんなくはわたしの力では難しい・・・

でも、声を聞くことができた方にはちゃんと届けてあげたい。

これをモットーに、全国の方々から送られてきた大切な気持ちを届けていきたいです。

先日、以前から仕事で交流のあった はちどりphotoさんが活動のお手伝いをしてくださり同行した際に、最近よくお会いするおばあちゃんたちのお写真を許可の上撮っていただきました。

すごく素敵な笑顔です。

世間話などを一緒にさせていただくんですが

とっても明るくて、こちらが笑顔にさせていただけます。本当にお話が面白い!

元気をもらえます。

みなさんおうちが倒壊したりそれぞれの事情で避難所での生活を余儀なくされ

ストレスもあるし、制限もあるし

娯楽もたくさんはない。

でも、いつも集まっては笑いの絶えない会話がそこにある。

おばあちゃん、おじいちゃん、ママや赤ちゃん。

ペットのワンちゃんも

家族ではないみなさんですが、とっても仲が良くて

あの過酷な生活中でも、素敵な関係性を気づかれているんだな~と。

きっと場所や、環境にもよるのでしょうが

少なくともあの場所は、

避難所というよりひとつの大きなお家のように感じられました。

こうゆう、良い話もありますが

別の避難所では、仕切りなどもなくプライベートが確保されず、人数も多いせいか

ちょうど私が訪れた時、子供に怒鳴りつけている声が聞こえてきたり。。。

怒鳴るなんてひどいと思うけど

怒鳴りたくなる気持ちもわかる

それくらいこの震災は、熊本の人たちの日常を奪い

過酷な日々を、試練を、私たちに残していったのだと。

ある日、お家を全壊でなくされた方が話してくれました。

「普通に家に帰って、ご飯食べて、テレビ見て、眠る。

あんな普通の生活がどれだけ幸せなことか。。。また普通の生活にもどれるといいな」

普通である幸せ

こんな言葉と向き合う日が来るなんて

想像もしてなかったですね。

震災から1カ月を過ぎた熊本

まだまだ、町も人も、傷は深いです。


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